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終助 《活用語の終止形に付いて》強調 相手に対して、自分の判断や決意を強く言い示す意を表す。 「さあ、行く」 「遅い、早くしろ」 親しい相手に対して使う。丁寧語に付いた「ですぞ」「ますぞ」は、古めかしい言い方。「頼みましたぞ」 自己確認する意を表す。 「おや、何か変だ」 「彼にはどこかで会ったことがある 〔文〕《疑問を表す語とともに使って》疑問や反語の意を強める。 「しからば物語にて人の心所業の善き悪きはいかなるというに坪内逍遥」 「誰がそんなことを信じよう 副助 《体言や副詞に付いて》その語を強く指示する。 「よく来てくれた」 「つい聞いたことがない」 「これまさしく本物だ」 「知る人知る」 文語では他の助詞にも付く。係助詞とし、文中に「ぞ」がある場合、文末は連体形で結ぶ(係り結び)。 《疑問を表す語に付いて》不定の意を表す。 「何おもしろいことはないか」 「先生はどこ出なすったか漱石」 ◇やや古風な言い方。

明鏡国語辞典 ページ 3474 での単語。