複数辞典一括検索+

いず‐れ【何れ・孰れ】イヅ━🔗🔉

いず‐れ【何れ・孰れ】イヅ━ 不定称の指示代名詞複数の物事の中で、不特定の物事を指し示す語。 複数(特に、二つ)のものの中から一つを選ぶときの質問や問いかけに使う。 「二つのうち━が真実であろうか」 複数(特に、二つ)のもののうち、一つに特定していない意を表す。 「姉妹のうち━か一方を連れて行く」 《「━も」「━の…も」の形で》複数のものをひっくるめていう。 「━のチームも強打者ぞろいだ」 ◇副詞的にも使う。「三案のうち━も気に入らない」 《「━にしても」「━にしろ」「━にせよ」の形で、副詞的に》幾つかの条件はつくが、どれをとったとしても。どちらにしても。 「賛否━にしても態度表明は必要だ」 「━にせよ敗北は敗北だ」 幾つかの条件を考慮しながら譲歩する言い方で、下に結論の表現がくる。 《下に、未来の出来事を確信した表現を伴って》時間とともに、無条件に物事が成立する意を表す。いつか必ず。 「━人は死ぬものだ」 「━当局から連絡があるはずだ」 ◆とも、やや古風で改まった言い方。

明鏡国語辞典 ページ 351 での何れ単語。