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《「お[ご]…致す」の形で、また、謙譲の意のサ変動詞語幹に付いて》謙譲+丁重Aに…する、Aの事物を…するという動作について、Aを高めるとともに、🔗🔉

《「お[ご]…致す」の形で、また、謙譲の意のサ変動詞語幹に付いて》謙譲+丁重Aに…する、Aの事物を…するという動作について、Aを高めるとともに、相手(=聞き手・読み手)に改まった気持ちを表す。 「〔課長に向かって〕私がA部長をご案内━・します」 相手とAが同一人物であることもある。 「謹んでお受け━・します」 「よろしくお願い━・します」 「早速拝見━・しましょう」 ◇「お[ご]…致す」の「…」には動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入る。→ご(御) 「させて下さい」「させていただく」を丁重にいう気持ちで「致させて下さい」「致させていただく」などと使うのは、慣用になじまない。「×後でご報告致させていただきます」 「…する」の古風で尊大な言い方。 「即刻、参上━・せ」 《動詞・形容動詞の連用形、サ変動詞語幹、副詞などに付いて》「…する」の丁重語。相手(=聞き手・読み手)に対する改まった気持ちを表す。 「先日は失礼━・しました」 「本日休業━・します」 「少し静かに━・しましょう」 「さすがに私もびっくり━・しました」 ◆→敬語解説 はかな書きも多い。 致せる 関連語 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖する‖する いだ・す【出す】 他四〔古〕出す。 「ゲエロツクという二列ぼたんの服を━・して着せ」 「見━・召し━」 送りがなは「出だす」とも。

明鏡国語辞典 ページ 362 での《「お[ご]…致す」の形で、また、謙譲の意のサ変動詞語幹に付いて》謙譲+丁重Aに…する、Aの事物を…するという動作について、Aを高めるとともに、単語。