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た・める【溜める】🔗🔉

た・める【溜める】 他下一 ある物を一か所に少しずつ集めて量を多くする。 「貯水池に雨水を━」 「搾った油をたるに━」 「糞尿ふんにょうを━・めて肥料にする」 「クーポン券を━」 「貯金箱にお年玉を━」 「住宅資金[防火用水]を━」など、結果を〜ヲにとる言い方もある。そのようなものとして集めふやす意。 金銭の場合は「貯める」とも。 あとで役立てるために、使わないでとっておく。蓄える。 「後半に備えてスタミナを━・めておく」 「災害に備えて数か月分の食糧を━・めておく」 「足先に━・めた力を一気に解き放って跳躍する」 「腰を━・めて(=腰にぎりぎりまで力を蓄えておいて)打つ」 身体に集まりたまったものをそのままの状態にしておく。 「目に涙を━・めて訴える」 「ストレス[疲労]は━・めないようにしたい」 するべきことを怠って、処分・処理すべきものを少しずつ増やす。 「借金を━・めて動きがとれなくなる」 「支払い[宿題・仕事]を━」 《「走者[ランナー]を━」の形で》野球で、守備側(特に、投手)が複数の走者を出す。 「塁に走者を━」 ◆は、ふつう、ためる行為が非意図的で、ためない行為が意図的となる。多くはマイナスに評価していう。 た・む(下二) 溜め

明鏡国語辞典 ページ 3810 での溜める単語。