
作

《「時を━」の形で》鶏
にわとりが鳴いて朝が来たことを告げる。
「鶏が時を━」
◆

「作」は、小規模な物や抽象的なものをつくる意で広く使う。「造」は大規模な物や具象的な物を工業的につくる意で、「建造・造営・造成」「造船・造園・造兵・造幣・造機・醸造」などで言い換えられる場合になじむ。「創」は初めてつくり出す意で、「歌[会社・天地]を創る」「新しい文化を創り出す」などと好まれる。
つくれる
つくり(作・造)
関連語
大分類‖作る‖つくる
中分類‖
作る‖つくる
つくろ・う【繕う】ツクロフ


他五


衣服や物の破れたところや壊れたところを直す。修理する。補修する。
「衣類のほころびを━」
「上着[靴下]を━」
「垣根を━」

乱れた身なりなどを整える。
「身なり[襟元
えりもと]を━」
「鳥が羽を━」
「猿が毛を━」

外観を整えて、体裁
ていさいをよくする。
「世間体
せけんてい[体面]を━」
「体裁を━」
「表面を━」

偽りを言ったり過失を隠したりして、その場をとりなす。
「上司の手前を━」
「その場を━」
「言い━」
◆「作る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から。手を加えて整える意。
繕える
繕い
関連語
大分類‖直す‖なおす
中分類‖
修理‖しゅうり