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接助 並列対比関係を表す。 「赤く大きなリンゴ」 「罪を憎ん、人を憎まず」 引き続いて他のことが起こる関係を示す。 「朝起き顔を洗う」 「立ち寄っ話をする」 原因理由を表す。 「雨降っ地固まる」 「風邪をこじらせ寝込む」 方法手段を表す。 「うちわを使っ風を送る」 「塩を加え味をつける」 「電車に乗っ行く」 動作を行うときの様態を表す。 「手をつない歩く」 「黙っ付いて行く」 「寝ない待つ」 ある判断(特に謝罪や感謝など)の対象となる出来事を表す。 「失敗し当然だ」 「君がいてくれ助かった」 「来てくれありがとう」 逆接的関係を表す。 「知ってい教えてくれない」 《「…ている」「…ておく」「…てくれる」などの形で》アスペクトや待遇関係などを表す。 「笑っいる」 「やっみる」 「教えくれる」 「助け下さる」 終助 親しい相手に対する依頼命令を表す。 「ちょっと待っ」 「これ見」 「近寄らない」 ◇「…て下さい」「…てくれ」の下略から。 《「…でして」「…まして」「…てしまって」の形で》原因や理由、状況を示して釈明を表す。 「お子様限定のサービスでし」 「電車が遅れまし」 「遅くなりまし」 「つい忘れちゃっ 《助動詞「だ」「じゃ」「ぬ」「まい」「だろう」などに付いて》自分や相手に言い聞かせる気持ちを表す。 「大変なことじゃ」 「そんなことはあるまい」 ◇古風な言い方。 《上昇のイントネーションを伴って》質問を表す。 「お分かりになっ?」 「よろしくっ?」 《「…(っ)てよ」の形で》強く主張したり念を押したりする気持ちを表す。 「私は構わなくっよ」 ◇は、女性が親しい相手に使う、やや古風だが上品な言い方。 ◆完了の文語助動詞「つ」の連用形の転という。 とも、動詞・形容詞などの連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行五段動詞などに付くときは「で」となる。形容詞に付くときは「って」とも。助動詞「ない」は「なく(っ)て」のほか「ないで」も使う。 格助・副助・終助「って」が「ん」で終わる語に続くときの形。→って 「今何言った?(格助)」 「タッチダウン何だ?(副助)」 「おれは知らん(終助)」

明鏡国語辞典 ページ 4127 での単語。