複数辞典一括検索+

補動《「お[ご]…できる」の形で、間に動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入って》謙譲Aに…する、A(の事物)を…することが🔗🔉

補動《「お[ご]…できる」の形で、間に動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入って》謙譲Aに…する、A(の事物)を…することが可能であるという動作について、Aを高める。 「先生にお会い━・きた」 「お部屋をご用意━・きました」 「それにはお答え━・きない」 ◇謙譲の「お[ご]…する」に可能の意が加わったもの。 謙譲語は自分の行為について言うものなので、他人の行為を述べる尊敬語として使うのは誤り。「お[ご]…になれる」「お[ご]…になることができる」などが適切。「×会員であればご利用できます→ご利用になれます」「×(お客様は)ご乗車できません→ご乗車になれません」→ご(御) ◆カ変動詞「でく(出来)」の連体形「でくる」の転。 今はかな書きが多い。 「出来る」は意図的な行為を表さないので、希望の助動詞「たい」は付かない。「×友達が出来たい→友達が出来てほしい/友達を作りたい」「×英語が出来たい→出来るようになりたい」 可能動詞や可能の助動詞(れる・られる)に「…ことができる」は付かない。「×話せることができる→話すことができる/話せる」 出来 関連語 大分類‖できる‖できる 中分類‖できる‖できる 大分類‖生‖せい 中分類‖生む‖うむ 出来ない相談 初めから成立する見込みのない事柄。

明鏡国語辞典 ページ 4181 でのの事物単語。