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の‐に🔗⭐🔉
の‐に

接助
後ろに述べることが、前に述べたことと食い違うことを表す。…にもかかわらず。
「熱があるのに出かけて行った」
「信じていたのに裏切られた」
「若いのに元気がない」
「受賞作なのに面白くない」
「小学生なのによくやった」
対照的な事柄を並べて対比を表す。
「イタリア語はできるのに英語はからきしだめだ」
予想と食い違う事態になって残念だという気持ちを表す。恨みや非難の気持ちがこもることが多い。
「あんなに注意したのに」
「早く雨が上がるといいのに」
◇言いさしの形で、終助詞的に使う。
◆文語の接続助詞「に」の前に格助詞「の」が挿入されたもの。
活用語の連体形に付く。形容動詞、助動詞「だ」の類では終止形にも付く(やや俗語的)。「来ていたはずだのに、姿が見えない」








明鏡国語辞典 ページ 4817 での【のに】単語。