ふさが・る【塞がる】


自五


すき間や穴にじゃまなものが詰ま(って通じなくな)る。
「落石で道が━」
「積み上げた荷物で戸口が━」
「気管が━・って呼吸困難に陥る」

開いていたものが閉じる。
「傷口が━」
「彼の非常識にはあいた口が━・らない」

ほかのものが占めていてはいる余地がない。いっぱいであきがない。
「会議室は五時まで━・っている」
「どの電話も━・っている」
「いま仕事で手が━・っている」
「明日は会議で予定が━・っている」
⇔
空あく

心にある感情がいっぱいに満ちる。
「悲しみで胸が━」
ふさがり
関連語
大分類‖満ちる‖みちる
中分類‖
充満‖じゅうまん