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ふし【節】🔗🔉

ふし【節】 盛り上がっていて、区切りになっているところ。 竹・葦あしなどの茎の、ややふくらんで区切りとなっている部分。 樹木の幹で、枝の生え出ているところ。また、枝を切り取った跡の部分。 「━のある板」 骨のつなぎ目。関節。 「指の━」 「体の━━ふしぶしが痛む」 糸・縄などのこぶ状になった所。 物事の区切りとなる箇所。節目ふしめ。 「歴史上一つの━となる時代」 歌などの旋律。また、その一区切り。曲節。 「一━歌う」 謡曲・浄瑠璃じょうるりなどで、詞ことばに対して旋律のある部分。 ふつう「フシ」と書く。 文章を音読するときや、講演などで話すときの抑揚。 「妙な━をつけて読む」 〔形式名詞的に〕目にとまる箇所。そのように思われる点。 「思い当たる━がある」 〔形式名詞的に〕きっかけ。おり。おりふし。 「ふとした━に思い出す」 「かつお節」の略。→かつお節 「本━ぶし・生━ぶし

明鏡国語辞典 ページ 5382 での単語。