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うか・ぶ【浮かぶ】🔗🔉

うか・ぶ【浮かぶ】 自五 物が沈むことなく、水面・水中・空中に位置を占める状態になる。また、水中から水面に出てくる。 「湖水にヨットが━・んでいる」 「流れに木の葉が━・んでいる」 「水中に━無数のプランクトン」 「青空に雲が━」 「太平洋に━島」 「死んだ魚が水面に━・んできた」 ⇔沈む 空中に浮いているかのように目の前に現れる。浮かび上がる。浮かび出る。 「宵やみに塔のシルエットがぼんやりと━」 「ライトアップされてお城が暗やみの中にくっきりと━」 あるものが表面に現れる。 「容疑者が捜査線上に━」 「ほおに微笑が━」 「目に涙が━」 「顔に落胆の表情が━」 考えなどが意識の中にのぼる。 「母の面影がまぶた[目]に━」 「別れの場面が心[胸・脳裏]に━」 「名案が頭に━」 「疑問[妄想]が心に━」 「素晴らしいメロディーが胸に━・んだ」 「図解によって具体的なイメージが━」 「心に━・んだことをありのままに書け」 ◆「空に雲が泛かぶ」「考えが脳裏に泛かぶ」など「泛かぶ」とも書くが、一般には「浮」を使う。 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖上下‖じょうげ

明鏡国語辞典 ページ 541 での浮かぶ単語。