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み・ちる【満ちる(充ちる)】🔗🔉

み・ちる【満ちる(充ちる)】 自上一 《「場所ものガ━」の形で》ある場所に、あるものがあふれそうにいっぱいになる。充満する。 「水槽に水が━・ちている」 「反対派が会場に━・ちている」 「体内に活力が━・ちている」 「不合理が世に━・ちている」 「早春の気が山野に━」 《「場所ものニ/デ━」の形で》ある場所が、あるものによっていっぱいになる。充満する。 「会場が反対派に/で━・ちている」 「部屋は花の香りに━・ちている」 「表情は不安に━・ちている」 「人生は希望に━・ちている」 「敵意に━・ちたまなざし」 「自信に━・ちた顔」 強調した言い方に「満ち満ちる」がある。「喜びに満ち満ちた表情」 極限の状態になる。 「潮が━」 「任期が━」 「月が━・ちて二世が生まれる」 ◆文語「満つ」は古くは四段に活用。中世以降上二段化し、さらに上一段の「満ちる」に転じた。 「充」は、充満する意で「事件はに充ちる」などと使うが、一般には「満」。 み・つ(上二) 関連語 大分類‖満ちる‖みちる 中分類‖充実‖じゅうじつ 大分類‖満ちる‖みちる 中分類‖充満‖じゅうまん

明鏡国語辞典 ページ 5904 での満ちる(充ちる)単語。