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む・く【向く】🔗⭐🔉
む・く【向く】

他五
その方向に顔や体の正面が位置するようにする。
「右[上]を━」
「こちら[あっち]を━」
「くるりと反対の方を━」
「そっぽを━」
物(の先端)がその方向を指し示す。
「磁針は北を━」
「この大砲は湾の入り口の方を━・いている」
「鼻が上を━・いている」
「歩くとき足先がやや外側を━」
◆
「上の方
を/に/へ━」「私の家は南
を/に/へ━・いて建っている」のように、
ともに「〜に向く」「〜へ向く」の形で自動詞としても使う。

自五
〔やや古い言い方で〕その方向に進み向かう。また、それに面と向かう。対する。
「北に━・いて歩き出す」
「机に━・いて本を読む」
ある方面に興味や関心がむかう。
「気が━・いたら便りをください」
「足の━ままに旅を続ける」
「選挙に興味が━」
「愛情が他の人に━」
「世界の目はアジアに━・いている」
《「運が━」の形で》未来へ向かって運が開ける。
「運がよい方に━・いてきた」
「僕にも幸運が━・いてきた」
適している。
「彼は芸能人に━・いている」
「若者に━・いた仕事を探す」
「お茶漬けは酒の後に━・いている」
述語では「━・いている」の形が多い。
向ける
向き
関連語
大分類‖合う‖あう
中分類‖相応しい‖ふさわしい
























明鏡国語辞典 ページ 5959 での【向く】単語。