複数辞典一括検索+

むす‐こ【《息子》】🔗🔉

むす‐こ【《息子》】 親にとって、男の子供。せがれ。 「孝行━」 ⇔ 関連語 大分類‖親族‖しんぞく 中分類‖‖こ 「息子」の敬語表現 〔尊敬語〕 御子息ごしそく・御子息様「佐藤先生の御子息が代わりに出席されました」 坊ぼっちゃま・お坊ちゃま「この絵本をお坊ちゃまに差し上げてください」 ぼっちゃんお坊ちゃん「かわいらしい坊ちゃんですね」 息子むすこさん「息子さんはおいくつになられましたか」「よくできた息子さんですね」 令息れいそく・御令息・御令息様「御令息太郎様がこの度大学を御卒業なさったとのこと、誠におめでとうございます」  *「令息」は、それ自体が尊敬の意を含む語だが、「御〜」「〜様」を添えた、より敬度の高い言い方も広く行われる。  *尊敬語ではないが、他人の息子に好感や評価を示した言い方に「愛息(=かわいがっている息子)」「賢息(=かしこい息子)」などがある。 〔謙譲語〕 愚息「愚息もこの春、社会人となりました」「愚息がいつもお世話になっております」 小倅こせがれ「まだほんの小倅で、とてもお役には立ちません」 せがれ「倅をよろしくお願い申します」 豚児とんじ「豚児がとんだ御迷惑をおかけし、誠に恐縮の至りです」  *特にへりくだって言う場合以外は、一般に「息子」と言う。  *自分の息子の評価を低めて、謙けんそんの意を添える言い方に、「(うちの)ばか息子」「(うちの)どら息子(=品行の悪い息子)」などがある。

明鏡国語辞典 ページ 5977 での《息子》単語。