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よ・せる【寄せる】🔗🔉

よ・せる【寄せる】 他下一 あるものを別の所に近づける。 「車を道端に━」 「机を窓際に━」 「口を耳もとに━・せて話す」 「二人が肩を━・せて歩く」 一か所に集める。寄せ集める。 「道端にごみを━」 「目玉商品で客を━」 「額に眉まゆを━・せて考え込む」 「額にしわを━」のように、〜ヲに結果をとる言い方もある。その動作をして額にしわを作る意。 あるものに対して気持ちを傾ける。 「部下に全幅の信頼を━」 「被害者に同情を━」 「日本選手に期待を━」 「彼女に好意を━」 「男女が互いに思いを━」 意見や品物などを送ってある所(特に本部や事務局)に集まるようにする。 「モニターが本部に情報を━」 「事務局まで御意見をお━・せください」 「各地から花便り[寄付]が━・せられる」 数を加える。寄せ算をする。足す。 「二に三を━と五になる」 あるものに関係づける。ことよせる。 「終戦記念日に━・せて感慨を述べる」 「初雪に━・せて俳句を詠む」 「西風に━歌」 「寄せて…する」「寄せる…」の形が多い。 《「…に身を━」の形で》そこを頼りにして仮の住まいとする。 「叔父の家に身を━」 「焼け出されて身を━べき家もない」 《「━・せてもらう」の形で、自動詞的に》訪問することを感謝の気持ちを添えていう。寄らせてもらう。 「近々━・せてもらいます」 謙譲語の言い方は「━・せていただく」。 料理で、煮溶かした寒天・ゼラチンなどを型に入れて固める。また、寒天・ゼラチン・くずなどをつなぎにして調理した材料を固める。寄せ物を作る。 「寒天[]を━」 自下一〔みずからを寄せることから〕近くに迫る。押し寄せる。 「波が━」 「敵の軍勢が━・せて来る」 よ・す(下二) 寄せ 関連語 大分類‖近付く‖ちかづく 中分類‖接近‖せっきん

明鏡国語辞典 ページ 6337 での寄せる単語。