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わ・れる【割れる】🔗⭐🔉
わ・れる【割れる】

自下一
力が加わって固いものがいくつかに分かれ離れる。また、瞬間的な力が加わってもとの形が壊れる。
「窓ガラス[風船]が━」
「皿が━」
「池の氷が━」
「つめが━」
「卵[殻]が━・れて雛ひなが顔を出す」
「▽破れる」とも。
切れ目や裂け目ができる。
「大地震で道路が━」
「殴打されて額が━」
「▽破れる」とも。
一つにまとまっていたものがいくつかに分かれる。分裂する。
「票が━」
「党[組合]が━」
「世論が二つに━」
「選者の評価が━」
隠されていた物事が明らかになる。また、明らかにされる。
「容疑者の身元[面めん]が━」
「殺人事件の犯人が━」
「語るに落ちて、当人の口から秘密が━」
《「底が━」「尻しりが━」の形で》隠していた物事やうそがばれてしまう。
「細工をしても最初から底が━・れている」
「すぐに尻の━ようなうそはつくな」
音が濁って聞きづらくなる。
「音量を上げると音が━」
「高音域でわずかに声が━」
《「━よう」「━・れんばかり」などの形で》音や声が極めて大きいさま。また、頭痛が激しいさま。
「場内━・れんばかりの拍手がわき起こる」
「頭が━ように痛い」
割り算で、余りのない答えがでる。割り切れる。
「一八は三で━」
手形が割り引かれて現金になる。
「手形が━」
数量が基準の数値を含まず、それより下になる。
「株価が一万円を━」
→割る
《「縦に━」の形で》野球で、投手の投げた球(特にカーブ)が、縦に変化してストライクゾーンから下に外れる。
「縦に大きく━カーブ」
◇連体用法が多い。
わ・る(下二)

自他下一
〔「割る」の可能形〕割ることができる。
「この子はまだ卵が━・れない」
関連語
大分類‖現れる‖あらわれる
中分類‖暴露‖ばくろ
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり


























明鏡国語辞典 ページ 6640 での【割れる】単語。