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「所長の裁可さいか得る/経る」は、音義が類似して紛れやすいが、前者は裁可を受ける意。後者は裁可を経由する意(所長の裁可を経🔗🔉

「所長の裁可さいか得る/経る」は、音義が類似して紛れやすいが、前者は裁可を受ける意。後者は裁可を経由する意(所長の裁可を経て実施に移る)。 〔多く慣用句的に〕その時期・場所・気持ちなどにうまくかなっている。うまくあてはまっている。しっくりくる。また、満足すべき結果になる。 「時宜をた(=タイミングがぴったりの)企画」 「所をて存分に活躍する」 「当をた(=理屈にかなった)答え」 「中庸をた意見」 「簡にして要をた(=要点を押さえた)答弁」 「要領をない話だ」 「事なきをた(=大事に至らずにすんだ)」 《活用語の連体形+「(こと)を━」の形で》可能の意を表す。 「相まみえる(こと)をず」 「解散もやむをない」 「話さざるをない」 ◆は漢文訓読から出た言い方。 《動詞の連用形に付いて複合動詞をつくる》可能の意を表す。…できる。…うる。 「言いて妙」 「通常では起こりないことだ」 ◆は、獲得する意では「獲る」と書くこともある。は、かな書きも多い。 うる(得) (下二) 関連語 大分類‖得る‖える 中分類‖所有‖しょゆう エル【L】 衣服などの寸法が標準より大きいこと。 ⇔MS ◇「Lサイズ」の略。「L」は、largeの頭文字から。 家の間取りで、居間を表す記号。 「三━DK」 ◇living roomの頭文字から。

明鏡国語辞典 ページ 713 での「所長の裁可を得る/経る」は、音義が類似して紛れやすいが、前者は裁可を受ける意。後者は裁可を経由する意(所長の裁可を経単語。