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分をわきまえずに偉そうにするさま。🔗🔉

分をわきまえずに偉そうにするさま。 「態度が━」 「お国のためとは━・く出たもんだ」 ◆⇔小さい 俗語的な語に「で(っ)かい」がある。 「大きな」は連体用法しかなく、「大きい/大きな木[人・家・会社・町…]」など、具象名詞では入れ替えが自由にきく。抽象度の高い「大きな事件が起こる」「大きな問題を抱える」「大きな成功を収める」「大きな感銘を受ける」では「大きな」が優勢。「小さい/小さな」の場合もほぼこれに同じ。慣用句的な「大きな態度[顔]をする」では、「大きな」のほうが圧倒的に優勢。「大きなお世話だ」のように「大きい」とは言えないものもある。「失敗の公算の大きい/大きな企画」のように述語としても働く場合は、「大きい」のほうが標準的。 ‐さ 関連語 大分類‖重い‖おもい 中分類‖重度‖じゅうど 大分類‖物事の性質‖ものごとのせいしつ 中分類‖大きい‖おおきい 「大きい」「小さい」を修飾する表現 大変[非常に/極めて/けた外れに/けた違いに/とてつもなく/恐ろしく/むやみに/やたらに/めっぽう/すこぶる/べらぼうに/(もの)すごく/ずば抜けて/驚くほど/あきれるほど/びっくりするほど]大きい小さい 目を見張るほど[見上げるほど/はみだすほど/計り知れないほど/抱えきれないほど/おわびしても許されないほど]大きい 目に見えないほど[頼りないほど/取るに足りないほど/無視できるほど/手で持てるほど/ポケットに入るほど/形がわからないほど/顕微鏡でも見えないほど]小さい 「大きい」「小さい」の比喩表現 〔大きい〕大男が山[岩]のように行く手を妨げる・象[クマ]のような大きな体でのし歩く・御殿[お城/シャトー]のような大邸宅に住む・山[ピラミッド/万里の長城]のように大きい建造物・海のように大きい心・一時代を画する[歴史に残る/世界を震撼しんかんさせる/天地を揺るがす]ような大事件 〔小さい〕芥子粒けしつぶ[粟粒あわつぶ/豆粒/米粒]のように小さい・遠目には豆粒[アリ/マッチ箱/おもちゃ/模型/箱庭/盆栽]のように小さく見える・生まれたばかりの赤ちゃん[子猫]のように小さい・マッチ箱[ウサギ小屋]のように小さな家に住む・毛穴のように小さな欠点をあげつらう・蚊の鳴くような[消え入りそうな]声で訴える・芥子粒[米粒/豆粒]ほどの思いやりもない・毛穴[針穴/針の目]ほどの信頼も寄せてくれない・親切心はノミのまなこ[ノミの卵/ノミの金玉/蚊のまつげ]ほどもない おおき‐さ【大きさ】オホキ━ 空間を占める物体のもつ、長さ・広さ・かさなどの数量的な属性。また、その広がりの程度。 「形ある物にはすべて━がある」 「机の━(=長さ・寸法)を測る」 「土地の━(=広さ・面積)を比べる」 「この冷蔵庫では━(=容積)が足りない」 物事を大きい・小さいの尺度で見た場合の、その程度。 「点Aにかかる力の━(=圧力)を求めよ」 「音の━(=音量)を一定に保つ」 「取引の━に応じて融資する」 物事の数量・程度がはなはだしく大きいこと。 「ピラミッドの━に圧倒される」 「反応の━に驚く」 ⇔ちいささ

明鏡国語辞典 ページ 784 での分をわきまえずに偉そうにするさま。単語。