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おら‐・れるヲラ━🔗🔉

おら‐・れるヲラ━ 連語 「いる」「…て[で]いる」の尊敬語。 「その頃向島に文淵先生という方が━・れた」 「この物語を最初から読んで━読者は、多分覚えて━でしょうが谷崎潤一郎 (…て)おることができる。(…て)いられる。(…て)おれる。 「長くは━・れません」 「泣かずには━・れない」 →おる(居) ◆動詞「おる(居る)」の未然形+尊敬・可能の助動詞「れる」。もともと、「おる」は、無生物の存在を表す「ある」に対して、「いる」とともに人や動物の存在を表す語として使われた。江戸時代に「いられる」、近代に「おられる」の尊敬語の用法も生まれた。 「お客様は今別室におられます」などは、現在では西日本的な言い方。東日本では一般に「いらっしゃいます」「おいでになります」となる。

明鏡国語辞典 ページ 943 でのおら・れる単語。