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おわ・る【終わる】ヲハル🔗⭐🔉
おわ・る【終わる】ヲハル

動五

自
続いていた物事がそこでおしまいになる。終わりになる。
「仕事が四時に━」
「戦争が━(=終結する)」
「曲は五分で━」
「趣味で━・らせるには勿体もったいない腕前」
「武道は礼に始まり礼に━」
「一年[青春]が━」
「この辺りで渓谷が━」
⇔始まる
《主に「…に━」の形で、多くマイナス評価の語を受けて》思わしくない結果になる。
「失敗[徒労・ぬか喜び・未完・引き分け・圧勝]に━」
「顧みられずに━」

他
続けていたことがそこでおしまいになる。終える。
「五時に会議を━」
「話[支払い]を━」
続けてきた勤めや役割がそこでおしまいになる。また、その期間がおしまいになる。特に、死ぬ。終える。
「研修を━・って任地に飛ぶ」
「四年の課程を━」
「猛練習に明け暮れて思春期を━」
「六〇歳で生涯を━(=死ぬ)」
「会議が終わる/会議を終わる/会議を終える」では、意味が微妙に異なる。「〜が終わる」は自然のなりゆきとして終了する、「〜を終える」は意図的に終了する意。「〜を終わる」は中間的な言い方で、自分の意図にかかわりなく終了する意。「これで挨拶あいさつを終えます」というと、話し手の意図が前面に押し出されすぎるため、一般には「〜を終わります」という穏やかな言い方になる。→終える
《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》その動作が終了する意を表す。…終える。
「言い━・書き━・歌い━・食べ━・洗い━・払い━」
→終える
◆
「▽卒わる」「▽了わる」とも。→終える
終われる「今月中には終われる」
終わり
関連語
大分類‖終わる‖おわる
中分類‖終了‖しゅうりょう


























明鏡国語辞典 ページ 960 での【終わる】単語。