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あし【葦(蘆・葭・)】🔗🔉

あし【葦(蘆・葭・)】 水辺に群生するイネ科の多年草。秋、ススキに似た大きな穂をつける。中空の堅い茎ですだれなどを作る。「悪し」に通じることから「よし」ともいう。 もと成熟したものを「葦」、穂がすっかり出そろわないものを「蘆」、穂の出ていないものを「葭」と書き分けた。今は一般に「葦」を使う。「」は「蘆」の俗字(簡易慣用字体でもある)。 「考える━」「風にそよぐ━」など、弱い人間のたとえにも使う。

明鏡国語辞典 ページ 98 での葦(蘆単語。