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あたり【辺り】🔗🔉

あたり【辺り】 基準とするものに近いところ。付近。近辺。 「━は一面の銀世界だ」 「この━は民家が多い」 「下腹部の━が痛い」 《場所・時・人・事柄などに付いて》おおよその目安や見当を示す語。 「秋の旅行は信州━にしよう」 「今月の末━がピークだ」 「この━で(=この辺で)手を打とう」 ◆「当たり」と同語源。 はかな書きが多い。 関連語 大分類‖所‖ところ 中分類‖周囲‖しゅうい

あたり【当たり(中たり)】🔗🔉

あたり【当たり(中たり)】 ぶつかること。また、その具合。 「立ち合いの━が強い」 「体━・風━」 物に触れたときや人に接したときの感じ。 「━の柔らかい人」 「口━・人━」 物事が予想通りになること。 「大━」 催しや商売などが成功すること。 「新企画が━をとる」 「まぐれ━」 「━役」 くじなどに当たること。当籤とうせん。 「福引で━を出す」 囲碁で、次の一手で相手の石がとれる状態。 およその目当てや手がかり。 「犯人の━をつける」 野球などで、打った球の飛び具合。また、打撃の調子。 「大きな━」 「━が出ない」 釣りで、魚がえさにさわった感触が伝わること。魚信ぎょしん。 「━がある」 魚信」とも当てる。 (造) 飲食物などによって体がそこなわれる意。 「食━・暑気━・湯━」 「中」を使うことが多い。 《単位を表す語に付いて》それを単位として、の意。〜につき。 「一人━一〇〇〇円」 「一日━二〇本」 ◆外れ 関連語 大分類‖当たる‖あたる 中分類‖当たる‖あたる

明鏡国語辞典 ページ 128