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け‐しん【化身】🔗🔉

け‐しん【化身】 仏や菩ぼさつが衆生しゅじょうを救うために人の姿となって現れたもの。化生けしょう。応身おうじん。 「弥勒みろくの━」 異類・鬼畜などが人に姿を変えて現れたもの。 「悪魔の━」 歌舞伎で、妖怪変化。また、役者がそれを演じるときの隈取り。 抽象的な観念が、形をとって現れたもの。 「美[悪]の━」

げ‐じん【外陣】━ヂン🔗🔉

げ‐じん【外陣】━ヂン 神社の本殿や寺院の本堂で、内陣の外側にあって、一般の人々が拝礼する所。がいじん。 ⇔内陣

け・す【消す】🔗🔉

け・す【消す】 他五 燃えている火を燃えないようにする。 「タバコ[火事]を━」 「燃えさかる恋の炎を━(=沈静させる)」 スイッチを切ったりして、その器具の働きを止める。切る。 「電気[テレビ・パソコン・暖房]を━」 ぬぐい去ったり塗りつぶしたり磁化したりして、存在する記録や行動の痕跡こんせきなどをなくす。また、体の不具合をなくす。消滅させる。 「黒板の字を━」 「落書きを━」 「録音した音楽を━」 「つやを━」 「投薬して痛みを━」 《「姿を━」の形で》 存在したものが、その場からいなくなる。姿が消える。 「渡り鳥が町から姿を━」 マジックなどで、存在するものをその場からいなくならせる。 「マジシャンが観客の眼前でトラの姿を━・した」 相殺そうさいする形で、音やにおいがなくなるようにする。 「魚[豚肉]の臭みをショウガで━」 〔俗〕殺す。 「邪魔者は━・せ!」 消せる 関連語 大分類‖火‖ひ 中分類‖消える‖きえる

げ‐す【下種・下衆・下司】🔗🔉

げ‐す【下種・下衆・下司】 〔古〕身分のごく低い人。 形動品性が下劣であること。また、その人。 「━の後知恵あとぢえ(=愚かな者の知恵は事が終わってから浮かび出るということ)」 「━の勘繰り(=心の卑しい者はとかく邪推するものだということ)」

明鏡国語辞典 ページ 1910