あら‐まき【新巻・荒巻】 名内臓を抜き、腹に塩をつめて作る甘塩のさけ。暮れの贈答などに使う。あらまきざけ。 荒縄で巻いたことから言うが、今は「新巻」が好まれる。

あらまし 名大体の次第・内容。概略。概要。 「計画の━を説明する」 副大体。おおよそ。おおかた。 「事の次第は━分かった」 「ビルの工事は━終わった」

あら‐むしゃ【荒武者】 名荒々しい武者。また、勇敢な武者。 ◇がむしゃらな行動をする人のたとえに使う。「政界の━」 関連語 大分類‖戦争‖せんそう 中分類‖軍人‖ぐんじん

あら‐むしろ【粗^▼】 名わらなどで粗く編んだ粗末なむしろ。

あら‐め【荒^▽布】 名外洋のやや深い海に群生する褐藻類コンブ科の海藻。暗褐色の葉は羽状で、カジメに似る。若い葉は食用。肥料やヨードの原料にもする。

ア‐ラ‐モード[ la mode _フランス] 名最新流行の衣服。また、その型。 ◇流行しているの意から。

あら‐もの【荒物】 名ほうき・ちりとり・ざる・たわしなど、家庭で使う雑貨類。 「━屋・━商」 →小間物_こまもの

あら‐ゆ【新湯】 名さらゆ。 「━を使う」

あら‐ゆる【^▽凡ゆる・所有】 連体ありうる限りの。すべての。 「━業界の人が集まる」 「━機会を利用する」 ◇動詞「あり」の未然形＋上代の可能の助動詞「ゆ」の連体形から。 普通かな書き。 「ありとあらゆる」の形で意味を強める。

あら‐らか【荒らか】 形動荒々しいさま。激しいさま。 「戸を━に引開_ひきあけしは外」 関連語 大分類‖荒れる‖あれる 中分類‖荒れる‖あれる 大分類‖暴れる‖あばれる 中分類‖乱暴‖らんぼう