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さけ‐め【裂け目】🔗🔉

さけ‐め【裂け目】 裂けたところ。 「氷の━に落ちる」

さげ‐もどし【下げ戻し】🔗🔉

さげ‐もどし【下げ戻し】 政府・官庁などに提出したものを、そのまま差出人に戻すこと。

さ・ける【裂ける・割ける】🔗🔉

さ・ける【裂ける・割ける】 自下一(力が加えられて)一続きの物が一直線に切れて分かれる。裂け目ができた状態になる。 「地震で地面が━・けた」 「落雷で大木がまっぷたつに━・けた」 「ズボンがぼろぼろに━」 「殴られて額が━」 「口が━・けても(=どんなことがあっても)言えない」 さく(裂・割) さ・く(下二) 自他下一〔「さく(裂・割)」の可能形〕さくことができる。 「尋常な手段では二人の仲は━・けない」

さ・ける【避ける】🔗🔉

さ・ける【避ける】 自下一遠ざかったり身をかわしたりして、迫りくる危険や不都合などとかかわりを持たないようにする。〜から身をよける。 「嵐[ラッシュ時]を━」 「人目を━・けて会う」 「あの人は最近私を━・けている」 「━・けて通れる問題ではない」 「敵の攻撃から身を━」など、〜ヲに対象をとる他動詞用法もある。 他下一 事前に手を打って、危険や混乱などの不都合が起こらないようにする。回避する。 「最悪の事態[混乱]を━」 混乱・摩擦などを防ぐために、都合の悪い行動を控える。差し控える。慎む。 「結婚式では忌み言葉を━」 「常温での保存を━」 「明言を━」 さ・く(下二)

さ・げる【下げる】🔗🔉

さ・げる【下げる】 他下一 上部を固定し他方が下に垂れるようにして取り付ける。 「軒下に提灯ちょうちんを━」 「神前に注連縄しめなわを━」 「カーテンを━」 「本日休業の札を━」 手・肩・腰などで支えて下に垂らす。ぶらさげる。また、そのようにして引き連れる。引っ提げる。 「買い物かごを手に━」 「首に/からペンダントを━」 「胸に胸飾りを━」 「手土産を━・げてやって来た」 「どの面つら━・げて来やがった(=よくもぬけねけと来たもんだ)」 手につるし持つ、引き連れる意では、「提げる」と書くことも多い。 物の位置を上から下に移動させる。 「柱時計の位置を━」 「行頭は文字を一字━・げて書く」 「銃口を━」 「深々と頭を━」 「溜飲りゅういんを━」 「地震が海面の水位を━」など、を主語にしていう言い方もある。 段階・程度などを低いところに移す。〔意図的な行為にもそうでない場合にもいう〕 「取締役から部長に地位を━」 「分かりやすくはしたが質は━・げなかった」 「音量を━」 「解熱剤で熱を━」 「失言がもとで評判を━」 「長引く不況が業績を━」など、を主語にしていう言い方もある。 目上の人のいる場所から遠ざける。また、膳ぜんなどを取り去って片づける。 「客間から家人を━」 「膳[供物くもつ]を━」 後ろへ移動させる。 「心持ち車の位置を━」 「机と椅子いすを━」 〔古風な言い方で〕上位の者や官庁などが金銭・許可などを下げ渡す。下付する。下ろす。 「恩給を━」 「免状を━」 〔古風な言い方で〕貯金などを引き出す。下ろす。 「ありったけの貯金を━・げ壺井栄 一度提出した要求などを自分のもとに戻す。引き下げる。引っ込める。 「訴え[要求]を━」 ◆上げる さ・ぐ(下二) 下げ 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖上下‖じょうげ

明鏡国語辞典 ページ 2390