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さ・す【指す】🔗🔉

さ・す【指す】 他五 指などで目標とする事物や場所・方向などをそれと示す。指し示す。指さす。 「司会者は私を━・して質問を促した」 「東はこっちだと指を━・して示す」 「図星を━・されて(=ずばりと言い当てられて)言いよどむ」 「指を指す」などでは「指」を廃して「差す」とすることも多い。また、かな書きも多い。 特定のものを取りあげて、それと指名する。指さす。 「先生に━・されて(=当てられて)立ち上がる」 観測器機の針などがある数値や方向を示す。 「時計(の針)が正午を━・している」 「磁石が北を━」 言葉が外界の事物や文中の語をそれと示す。指し示す。指示する。 「下線部の『それ』は何を━・しているか答えよ」 《「…を━・して」の形で》 ある事物を言葉で表すべき対象として捉える意を表す。…を称して。 「現代を━・して『情報化社会』と呼ぶ」 「相手の家を━・して『お宅』と言う」 その方向へ向かう意を表す。…を目指して。 「西を━・して進む」 将棋で、駒を進める。また、将棋のゲームをする。 「6四歩と━」 「将棋を━」 「一局━」 指せる 関連語 大分類‖指示‖しじ 中分類‖指示‖しじ

明鏡国語辞典 ページ 2409