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そん‐らく【村落】🔗⭐🔉
そん‐らく【村落】

名
漁村・農村・山村などの集落。村里。




そん‐りょう【損料】━レウ🔗⭐🔉
そん‐りょう【損料】━レウ

名
衣類・器物など、損耗する物を借りたときに支払う料金。借り賃。使用料。
「━貸し」




た【田】🔗⭐🔉
た【田】

名
稲を栽培する耕作地。たんぼ。
「━を耕す」
◇ふつうは水を引いて水稲栽培する水田をいう。




た【他】🔗⭐🔉
た【他】

名
別のこと。ほかのこと。
「一つのことに集中し、━を顧みない」
「その━」
「━意・━国」
「排━」
ほかの人。他人。
「━の意見を聞く」
「━殺」
「自━」






た【多】🔗⭐🔉
た【多】

名
数・量がたくさんあること。
「━とする(=高く評価する)」
「━額・━感・━種・━忙」
「過━・最━」
「━事━端・━情━恨」




た🔗⭐🔉
た

助動 特活型

たろ‐○‐た‐た‐(たら)‐○
完了
動作や作用が仕上がり、確定的な状況に至ったことを表す。
「ずいぶん立派になっ━ね」
「もう終わっ━よ」
過去
出来事が生じたり状態が存在したのが現時点より前であることを表す。
「昨年アメリカに旅行しまし━」

の「過去の状態」は、「かつてはこの国は貧しかった(今はそうではない)」のように、変化が生じる前の状態を、変化後の現状と対比して表すのに用いることが多い。また、「この国はずっと貧しかった(現在も最貧国の一つである)」のように、状態変化を前提にしない、過去の持続した状態を表す表現もある。
《形容詞や形容動詞に付いて》以前に感じた感情や感覚を表す。
「アラスカは寒かっ━なあ」
「昨日の舞台は見事だっ━」

は過去にそういう感覚を体験したことを表し、現状には関わらない。
以前から心にあるものごとの実現(想起)を表す。
待っていたことが実現しつつあることを表す。
「あ、バスが来き━」
「よし、これで勝っ━」
探していたものの発見を表す。
「あっ、あっ━」
知っていることの確認・想起を表す。
「出発は明日でし━ね」
「お名前は何でし━かね」
「確か今日は会議があっ━な」
《評価を表す語に付いて》過去の出来事に対する評価や感想を表す。
「合格できてよかっ━ね」
「悪かっ━。許してくれ」
「あそこで引いたのがまずかっ━ね」
過去に下した評価ではなく、過去を振り返って下した、現時点での評価を表す。また、「長らくのご乗車、お疲れさまでした」のように、完了する出来事に対する評価を表すこともある。
「昨日は来てくれて
ありがとうございます/ありがとうございました」は、ともに、過去の出来事に対する現時点の評価(謝意)を表す。「ありがとうございます」は、その場で下された評価である意が強い。これに対し「ありがとうございました」は、「た」によってその評価の対象が過去の出来事であることを表し、これを通じて、謝意がその場で生じたものではなく、以前から抱いているものであることを表す。
「おめでとうございます」に「た」を付けると、めでたい状態が既に終わったとも受け取られ、祝いの言葉としては違和感を与える。「×
ご両家の皆様、本日はおめでとうございました」
《終止形で》差し迫った要求・命令を表す。
「さあ、帰っ━、帰っ━」
「おっと待っ━」
《主に連体形で》後句の出来事より以前に起こる意を表す。
「今度会っ━ときに話そう」
「出かけ━後に電話があった」
「聞かれ━としても言わないでね」
《連体修飾語や接続語などの中で》状態の存続
動作・作用によって生じた状態や性質の存続を表す。…ている。…てある。
「荷台に大きな荷物を載せ━トラック」
「書類の入っ━かばん」
「雪の積もっ━通り」
「ばかげた話だ」「庭に面した部屋」など、動きと関わらない性質や状態を表すものもある。
事実とはちがうことを想定する意を表す。
「タクシーに乗ってい━なら、今ごろは着いてい━よ」
「こんなはずではなかっ━」
「台風さえ来なければ豊作だっ━」
◆完了の助動詞「たり」の連体形「たる」から。仮定形「たら」は、助詞として認める。→たら
(接助)
動詞および「(よ)う」「まい」「そうだ(伝聞)」を除く助動詞の連用形に付く。ア行・カ行・タ行・ラ行の五段動詞の場合は、「言った・勝った」のように音便形に付く。ガ行・ナ行・バ行・マ行の五段動詞に付くときは、「飛んだ・読んだ」のように濁音化する。


































明鏡国語辞典 ページ 3611。