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たな‐ばた【《七夕》(棚機)】🔗🔉

たな‐ばた【《七夕》(棚機)】 五節句の一つ。七月七日に行う星祭りの行事。この夜、牽牛けんぎゅう星と織女しょくじょ星が年に一度だけ天の川を渡って会うという中国の伝説にちなむ。七夕祭り。 織女星。 ◇「棚機つ女」の略。もと、はたを織る女性の意。

たなばた‐づき【《七夕》月】🔗🔉

たなばた‐づき【《七夕》月】 陰暦七月の別称。 ◇太陽暦の七月にもいう。

たな‐び・く【棚引く】🔗🔉

たな‐び・く【棚引く】 自五薄く層をなした雲・霞かすみなどが横に長くただよう。 「煙が━」

たな‐ぼた【棚ぼた】🔗🔉

たな‐ぼた【棚ぼた】 思いがけない幸運にあうこと。 「━の優勝」 ◇「棚から牡丹ぼたもち」の略。

た‐なん【多難】🔗🔉

た‐なん【多難】 名・形動困難や災難の多いこと。 「━な生活」 「前途[多事]━」

たに【谷(渓・谿)】🔗🔉

たに【谷(渓・谿)】 山と山の間にはさまれた、細長くくぼんでいる所。 低く落ちこんでいる所。 「気圧の━」 ◇盛んな活動にはさまれて取り残された部分のたとえにも使う。「景気の━」

だに【🔗🔉

だに【 ダニ目の節足動物の総称。体は頭・胸・腹部の区別がない楕円だえん形で、体長一ミリメートル以下のものがふつう。人畜に寄生して血を吸うマダニ・イエダニ・ヒゼンダニ・ツツガムシ、食品につくコナダニ・サトウダニ、農作物に寄生するハダニなどが知られるが、種類はきわめて多い。 ◇他人につきまとい、ゆすり・たかりを働いて暮らす嫌われ者のたとえにも使う。

だに🔗🔉

だに 副助 《下に打ち消しや好ましくない事柄を表す語を伴って》最もありそうな例を挙げてそれを打ち消し、他のものはまして、という含みを表す。…さえ。…すら。 「夢にだに思ったことはない」 「一顧[ゆるぎ]だにしない」 「考えるだに身震いがする」 最も軽い例を挙げて、他のものはまして、という含みを表す。…するだけで。 「考えるだにおそろしい」 《願望・仮定・命令などの句で使って》せめて…だけでも。 「この盾だにあらばとウィリアムは盾の懸かれる壁を仰ぐ漱石

明鏡国語辞典 ページ 3781