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とめ‐そで【留め袖】🔗🔉

とめ‐そで【留め袖】 振りそでに対して、普通の丈(約五五センチメートル)に仕立てたそで。 ◇古くは女性が結婚後に振りそでのたもとを短く詰めて用いた。 既婚女性が正装に用いる、五つ紋・江戸褄えどづま模様の着物。

とめ‐だて【止め立て・留め立て】🔗🔉

とめ‐だて【止め立て・留め立て】 名・他サ変他人の行動をとめようとすること。制止。 「いらぬ━はするな」

とめ‐ど【止め処】🔗🔉

とめ‐ど【止め処】 《多く「━(も)なく」「━がない」の形で》とどまるところ。とめるべきところ。際限。 「━なくしゃべり続ける」 「━もなく涙が流れる」

とめ‐やく【留め役】🔗🔉

とめ‐やく【留め役】 けんかや争いごとの仲裁をする役目。また、その役をつとめる人。

とめ‐やま【留め山(止め山)】🔗🔉

とめ‐やま【留め山(止め山)】 江戸時代、領主が樹木の伐採や狩猟を禁じた山。立て山。

と・める【止める・留める(停める・駐める)】🔗🔉

と・める【止める・留める(停める・駐める)】 他下一 活動しているもの(特に、移動しているもの)の動きがやむようにする。 「相手の勢いを━」 「薬で病気の進行を━」 「エンジンを━」 「扇風機を━」 「急ブレーキをかけて車を━」 「手を挙げてタクシーを━」 乗り物の場合は「停・駐」も使う。 作業や歩行を続ける手・足の動きがやむようにする。 「仕事の手を━」 「はしを━」 「洋品店の前で足を━」 起こっていた生理現象がやむようにする。とだえさせる。 「薬で下痢を━」 「咳せき[しゃっくり]を━」 「きつく縛って血を━」 「息を━・めて見守る」 規則的・連続的に流れ動いていたものの動きがやむようにする。 「今月から資金援助を━」 「滞納を理由にガスを━・められる」 電気・水道・ガスなどの場合は「停」も使う。 止・留何かしようとするのをさせないようにする。制止する。 「けんか[駆け落ち]を━」 「帰ろうとするのを━」 「『おい、もうよせよ』と━」 離れないように固定する。また、固定することによって合わせ目が開かないようにする。 「壁にポスターを画鋲がびょうで━」 「昆虫を展翅てんし板に━」 「髪を輪ゴムで━」 「報告書をクリップで━」 「背広のボタンを━」 〔慣用句的に〕その点に関心を向ける。 「小さな記事にふと目を━」 〔慣用句的に〕印象づけてあとに残す。 「またとない話だと思って耳に━・めておく」 「いくら注意しても気にも━・めない」 その場にとどめおく。留め置く。 「警察に━・められる」 ◆「泊める」と同語源。 と・む(下二) とめ(止・留) 関連語 大分類‖止める‖とめる 中分類‖固定‖こてい 大分類‖止める‖とめる 中分類‖停止‖ていし 大分類‖止める‖やめる 中分類‖禁止‖きんし 大分類‖止める‖やめる 中分類‖防止‖ぼうし

明鏡国語辞典 ページ 4460