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ない‐だいじん【内大臣】🔗🔉

ない‐だいじん【内大臣】 一八八五(明治五)年、内閣制度の創設とともに宮中に設置された官職。常に天皇を補佐し、詔勅などの文書に関する事務をつかさどった。一九四五(昭和二〇)年、廃止。内府。

ない‐だく【内諾】🔗🔉

ない‐だく【内諾】 名・他サ変非公式に承諾すること。内々の承諾。 「委員長就任を━する」 関連語 大分類‖許可‖きょか 中分類‖承諾‖しょうだく

ない‐たつ【内達】🔗🔉

ない‐たつ【内達】 名・他サ変〔文〕前もって非公式に通達すること。また、その通達。

ない‐だん【内談】🔗🔉

ない‐だん【内談】 名・他サ変内々で話し合うこと。また、その相談。 「人事の件を━する」 関連語 大分類‖話す‖はなす 中分類‖相談‖そうだん

ない‐ち【内地】🔗🔉

ない‐ち【内地】 一国の領土の中。国内。 「━留学」 もと海外の植民地に対して、日本本国の領土。 「━に引き揚げる」 ⇔外地 北海道または沖縄で、本州。

ないち‐まい【内地米】🔗🔉

ないち‐まい【内地米】 国内産の米。 ⇔外米

ナイチンゲール[nightingale]🔗🔉

ナイチンゲール[nightingale] ヨーロッパに広く分布するヒタキ科の小鳥。背面は灰褐色、腹部は白い。夜間も高く美しい声で鳴く。サヨナキドリ。ヨナキウグイス。

ない‐つう【内通】🔗🔉

ない‐つう【内通】 名・自サ変 ひそかに敵側に通じること。内応。 「敵に/と━する者がいる」 ひそかに情を交わすこと。密通。私通。 「女と━する」 関連語 大分類‖知らせ‖しらせ 中分類‖知らせ‖しらせ

ない‐で🔗🔉

ない‐で 連語 打ち消しの意を伴って、文を中止したり、連用修飾したりする。〜ず(に)。 「食べ━、待っていた」 《「いる」「おく」「済む」などの動きの完了や処置を表す表現を伴って》打ち消した状態を維持する意を表す。〜ず(に)。 「まだ寝━いる」 「持っていか━済みそうだ」 《「…━いられない」「…━済ませない」「…━おくものか」などの二重否定や反語の形で》事態がどうしても生じる意を表す。 「飲ま━はいられない」 「つかまえ━おくものか」 《文末で使って》禁止を表す。 「こっちに来━」 ◆「ないで」「なくて」「ず(に)」のうち、「ないで」が最も使用範囲が広く、「なくて」が最も狭い。おおよそ、次のような使い分けがある。 状態副詞的に動詞の意味を修飾する場合は、「ないで」「ず(に)」を使う。「慌てないで/慌てず行け」「休まないで/休まずに働く」 「…てほしい」「…てくれ」などの補助用言に接続するときは「ないで」を使う。「来ないでほしい」「行かないでくれ」 因果関係や並列関係を表す場合はいずれも使える。「君と会えないで/会えなくて/会えず残念だ」「私に似ないで/似なくて/似ず、夫に似ている」 「…て(も)いい」の場合は「ないで」「なくて」を使う。「行かないでも/行かなくてもいい」 文末で禁止を表す場合は、「ないで」しか使えない。「こっちに来ないで」 打ち消し状態の維持を表すもののうち、「…済む」にはいずれも使えるが、「…いる」「…ある」「…おく」には、「ないで」「ず(に)」を使う。「行かないで/行かなくて/行かずに済みそうだ」「寝ないで/寝ずにいる」 事態がどうしても生じることを表す「…(は)いられない」「…(は)おかない」「…(は)すまさない」などの二重否定や反語には、「ないで」「ず(に)」を使う。「泣かないでは/泣かずにはいられない」「懲らしめないで/懲らしめずにおくものか」

明鏡国語辞典 ページ 4541