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なき‐むし【泣き虫】🔗⭐🔉
なき‐むし【泣き虫】

名
ちょっとしたことにもすぐ泣くこと。また、そのような人や性質。泣きみそ。
◇多く子供に対していう。




なき‐もの【亡き者(無き者)】🔗⭐🔉
なき‐もの【亡き者(無き者)】

名
死んだ人。死者。
「━にする(=殺す)」




なきゃ🔗⭐🔉
なきゃ

連語
〔くだけた言い方で〕なければ。
「才能が━無理だよ」
「頑張ら━」
◇形容詞「無い」または打ち消しの助動詞「ない」の仮定形に接続助詞「ば」の付いた「なければ」の転。




なきり‐ぼうちょう【菜切り包丁(菜切り▼
丁)】━バウチャウ🔗⭐🔉
なきり‐ぼうちょう【菜切り包丁(菜切り▼
丁)】━バウチャウ

名
刃が薄くて幅の広い、長方形の
丁。多く野菜を刻むのに使う。菜刀ながたな。なっきりぼうちょう。






なき‐わかれ【泣き別れ】🔗⭐🔉
なき‐わかれ【泣き別れ】

名・自サ変
嘆き悲しみながら別れること。
なきわか・れる(自下一)





なき‐わめ・く【泣き▽喚く】🔗⭐🔉
なき‐わめ・く【泣き▽喚く】

自五
わめきながら泣く。泣きさけぶ。




なき‐わらい【泣き笑い】━ワラヒ🔗⭐🔉
なき‐わらい【泣き笑い】━ワラヒ

名・自サ変
泣きながら笑うこと。
「━の顔[表情]になる」
泣くことと笑うこと。悲しいこととうれしいこと。
「━の人生」






な・く【泣く】🔗⭐🔉
な・く【泣く】

自五
悲しみなどの感情の高まりや肉体的苦痛のために、声を上げたり涙を流したりする。
「別れを惜しんで━」
「感極まって━」
「悔し泣きに━」
「顔で笑って心で━」
《「…に━」の形で》
あることが原因となって、泣くような辛い体験をする。
「昨年は水不足に━・いた」
「一円を笑う者は一円に━」
涙を流し心を揺さぶられる感動を味わう。
「映画のラストシーンに━・いた」
無理を承知でやむなく引き受ける。泣く泣く承知する。
「ここは一つお兄ちゃんに━・いてもらおう」
「組織のために━・いてくれ」
名前と実際の隔たりが大きくて、その名で唱えるのがはばかられる。冒される。汚される。
「このていたらくでは日本一の名が━」
「老舗しにせの看板が━」
「せっかくの法律が━」
対象をマイナスに評価していう。

他五
物事に感じ、(涙を流して)嘆き悲しむ。
「命のはかなさを━」
「世間の冷たさを━」
◆「鳴く」と同語源。
泣ける
泣き
関連語
大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい
中分類‖泣く‖なく
「泣く」を表す表現
涙を催す[覚える/見せる]・目をうるませる・目に涙を浮かべる[ためる/たたえる]・涙[うれし涙]を流す・涙をこぼす[落とす]・涙をそそぐ・涙を誘う・目が涙
に/で
ぬれる[かすむ/曇る/うるむ/光る]・涙に沈む・涙に暮れる・涙にかきくれる・涙[感涙/暗涙/うれし涙]にむせぶ・悲しみの涙にひたる・涙ながらに[涙声で/涙交じりに]訴える・声涙ともに下る・涙[袖そで/紅涙]をしぼる・涙が出る[にじむ/浮かぶ/あふれる/こぼれる/流れる/こみ上げてくる]・涙が
ほおを伝う・涙で
[枕まくら]をぬらす・目頭が熱くなる・(泣き)べそをかく
「泣く」を修飾する表現
▼肩を震わせて[身もだえして/全身で/手放しで/腹の底から/正体もなく/ひそかに/人知れず/わなわなと/おろおろと]泣く
▼声を挙げて[立てて/出して/放って/忍んで]泣く・声に出して[すすり上げて/しゃくり上げて]泣く・火の付いたように[大声で/さめざめと/潸然さんぜんと/はらはらと/ほろほろと]泣く
▼わあわあ[わんわん/うぉんうぉん/おうおう/おいおい/ぎゃあぎゃあ/ぴーぴー/ひーひー/あーんあーん/えーんえーん/おぎゃあ]と泣く
▼しくしく[さめざめ/めそめそ/よよと]泣く

























明鏡国語辞典 ページ 4569。