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なり‐たち【成り立ち】🔗🔉

なり‐たち【成り立ち】 あるものができあがること。また、できあがるまでの過程。 「国の━を語る神話」 いくつかの要素からできあがっているものの仕組み。構成。 「文の━」 関連語 大分類‖できる‖できる 中分類‖完成‖かんせい

なり‐た・つ【成り立つ】🔗🔉

なり‐た・つ【成り立つ】 自五 いくつかの要素が組み合わさってできあがる。構成される。なる。 「水は水素と酸素とから━・っている」 それを正当な基盤や条件として物事が成立する。 「双方が合意に達して初めて契約が━」 「そんな理不尽な弁解は━・たない」 採算がとれたり収支が釣り合ったりして、商売や生活を続けることができる。 「経営[生活]が━」 成り立ち 関連語 大分類‖できる‖できる 中分類‖できる‖できる

なり‐て【為り手】🔗🔉

なり‐て【為り手】 それになる人。 「委員長の━がない」

なり‐と🔗🔉

なり‐と 副助 類似のものが他にあることを含みながら(最低の条件として)一つを示す。…でも。 「よかったらお茶なりと召し上がれ」 「せめて声なりと聞かせてほしい」 《不定の意を表す語に付いて》随意に選択できる意を表す。…でも。 「何なりとお申し付けを」 「どこへなりと行ってしまえ」 《「AなりとBなりと」の形で》どれか一つを選択する意を表す。…なり。 「煮るなりと焼くなりと勝手にしろ」 ◆副助詞「なり」+接続助詞「と」。ともに、「なりとも」「なと」とも。は古風な言い方。

なり‐どし【生り年】🔗🔉

なり‐どし【生り年】 果実のよくなる年。 「柿の━」 ⇔裏年

なり‐とも🔗🔉

なり‐とも 副助なりと。なと。 「願わくは消息なりとも知らせてほしい」 ◇副助詞「なり」+接続助詞「とも」。 接助〔やや古い言い方で〕…といえども。…ではあっても。…たりとも。 「殿様なりとも許しませぬぞ」 「いくぶんなりともお役に立てれば幸いだ」 ◇指定の文語助動詞「なり」+接続助詞「とも」から。

明鏡国語辞典 ページ 4628