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うがい【嗽】ウガヒ🔗🔉

うがい【嗽】ウガヒ 名・自サ変水・薬液などで、口やのどをすすぎ清めること。含嗽がんそう。 「━薬ぐすり」 関連語 大分類‖水に関わる行為‖みずにかかわるこうい 中分類‖洗う‖あらう

うか‐うか🔗🔉

うか‐うか うっかりして、気づかずにいるさま。また、ぼんやりしているさま。 「━(と)口車に乗せられる」 「━(と)しているうちに一年が過ぎた」

うかがい【伺い】ウカガヒ🔗🔉

うかがい【伺い】ウカガヒ 耳にすること、問うことの意の謙譲語。 「御機嫌━」 目上の人に指図をあおぐこと。 「━書しょ慣用の固定した「進退伺」は送りがなを付けない。

伺いを立・てる🔗🔉

伺いを立・てる 神仏に願ってお告げを求める。 「天神様に(お)━」 目上の人などに指示をあおぐ。 「上司に━」

うかがい‐し・る【窺い知る】ウカガヒ━🔗🔉

うかがい‐し・る【窺い知る】ウカガヒ━ 他五見当をつけて大体のことを知る。 「部外者には━ことさえできない」

うかが・う【伺う】ウカガフ🔗🔉

うかが・う【伺う】ウカガフ 他五 「聞く(=耳にする・耳に入れる)」の謙譲語。Aから聞くという動作について、Aを高める。お聞きする。拝聴する。 「話は奥様から━・っております」 「先生の御高説、謹んで━・いました」 「聞く(=耳にする・耳に入れる)」の丁重語。相手(=聞き手・読み手)に対する改まった気持ちを表す。 「私の━・っているところでは明日は定休日だそうです」 高めるべき人物が曖昧あいまいになり、丁重語化したもの。本来は誤りで、一般的でない。この丁重語化が進んだものとして、「娘から伺っております」など、高める必要のない人物から聞く場合に「伺う」を用いる言い方が見られるが、誤り。また、「係の者にお伺いください」のように相手の動作について「伺う」を使うのも、誤り。「係の者にお聞き[お尋ね]ください」などが適切。 「聞く(=問う・質問する)」の謙譲語。Aに聞くという動作について、Aを高める。お聞きする。お尋ねする。 「ちょっと━・いますが…」 「先生にお━・いしたいことがあって、参りました」 「書状にて兄上様の御機嫌をお━・い致す次第です」 「進退を━」 寄席などで、客に芸を披露する。 「一席━・います」 ◇「御機嫌を伺う」意から。 自五「訪う(=訪問する)」「(先方へ)行く」の謙譲語。訪問したり行ったりする先の人物を高める。お訪ねする。参上する。 「明日、大阪の山田さんのところに━・います」 ◇さらに敬意の度合いを高めて「お伺いする」「お伺い申し上げる」「お伺いいたす」とも。二重敬語だが、一般化している。「夕方お宅へお━・いします」 丁重語「参る」と異なり、必ず高めるべき人物がいる場合に使う。「×出張で大阪へ━・います」→参る(表現) ◆「窺うかがう」と同語源。 次項「窺う」「窺える」の意で「伺」を使うのは誤り。「×関心の高さが伺える」 伺える 伺い敬語解説 関連語 大分類‖会う‖あう 中分類‖訪れる‖おとずれる 大分類‖聞く‖きく 中分類‖聞く‖きく

明鏡国語辞典 ページ 538