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ふり【振り】🔗🔉

ふり【振り】 外面にあらわれた態度や動作。 「知らない━をする」 「人の━見てわが━直せ」 風」とも。 振り動かすこと。また、振り方。 「━が鈍る」 舞踊で、所作。踊るときの形。 「━を付ける」 料理屋・旅館などで、客が紹介や予約なしにやって来ること。また、その客。 「━の客を断る」 「フリーの客」は誤り。 女性の着物で、袖そで付けから袖下までの縫いつけない部分。 (造)刀剣を数える語。 「一ひと━の刀」 →図:着物の各部

ふり【降り】🔗🔉

ふり【降り】 雨・雪などが降ること。また、その程度。 「午後からひどい━になる」

ふ‐り【不利】🔗🔉

ふ‐り【不利】 名・形動よくない状況にあること。損失・失敗などを招きそうな状態であること。 「形勢は━だ」 「━な条件を提示される」 ⇔有利

ぶり【鰤】🔗🔉

ぶり【鰤】 沿岸を回遊するアジ科の海水魚。体は紡錘形で、背面は暗青色、腹面は銀白色。体側中央に黄色の帯が走る。食用。養殖も盛ん。 ◇代表的な出世魚で、関東ではワカシ・イナダ・ワラサ・ブリの順に、関西ではツバス・ハマチ・メジロ・ブリの順に呼称が変わる。

ぶり【(振り)】🔗🔉

ぶり【(振り)】 接尾《名詞・動詞の連用形に付いて》 その物事のようす・状態・あり方などを表す。 「枝━・話し━・仕事━・繁盛━」 ◇語調を強めて「っぷり」の形でも使う。「飲みっぷり」 それに相当する大きさ・分量であることを表す。 「大━の茶碗ちゃわん」 「小━のバッグ」 時間を表す語に付いて、再び同じ状態になるまで、それだけの期間が過ぎていることを表す。 「事件から七〇時間━に解放」 「五年━の優勝」 「しばらく━です」 好ましくないことにも使う。「九年ぶりの大地震」「三年ぶりの低成長」 「大学二年ぶりの再会」など、「ぶり」の前に物事の始点がくる言い方は誤り。「ぶり」の前には経過した時間がくる。 曲節・調子の意を表す。 「万葉━・ますらお━」

明鏡国語辞典 ページ 5460