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ゆす・る【揺する】🔗⭐🔉
ゆす・る【揺する】

他五
揺り動かす。〔意図的な行為にもそうでないものにもいう〕
「クリの木を━・って実を落とす」
「容器を━・って溶液を攪拌かくはんする」
「体を━・って酔客を起こす」
「肩を━・って笑う」
「足を小刻みに━」
「そよ風が木の葉を━」
人をおどして金品を取り上げる。ゆすりを働く。
「金を━・られる」
「
強請
る」とも書くが、かな書きが一般的。
ゆすり
関連語
大分類‖要求‖ようきゅう
中分類‖要求‖ようきゅう










ゆず・る【譲る】ユヅル🔗⭐🔉
ゆず・る【譲る】ユヅル

他五
自分の所有物・地位・権利などを(無償で)人に与える。
「子に家屋敷[財産]を━」
「王位を━」
「老人に電車の席を━」
「この時計、僕に━・ってくれ」
求めに応じて売る。
「友人に車を半値で━」
「土地を安く━・ってもらう」
「売る」を婉曲えんきょくにいう。
自分の主張を抑えて、他人の主張に従う。譲歩する。
「自説を述べて━・らない」
「反対を唱えて一歩も━・らない」
「一歩━・ってそれが事実だとしても怠慢のそしりは否めない」
自分をあとにして、他人が有利になるように取りはからう。
「後進に道を━」
「救急患者に順番を━」
「若手に発言の機会を━」
「相手に勝ちを━」
《「一歩━」の形で》一段階劣る。
「人気では優れるが、歌唱力では一歩━」
すべきことを他の機会に延ばす。先送りにする。
「結論は次回に━」
「証人喚問は後日に━」
譲れる
譲り
関連語
大分類‖与える‖あたえる
中分類‖譲る‖ゆずる













明鏡国語辞典 ページ 6263。