複数辞典一括検索+

よ・る【寄る】🔗🔉

よ・る【寄る】 自五 ある人や物、またはある地点・場所・方向に近づく。 「暖炉のそばに━」 「道路の端へ━」 「都心より北に━・った地域」 「もっと近くに━・りなさい」 一か所に集まる。 「三人━・れば文殊の知恵」 ある所へ向かう途中で他の場所を訪れる。立ち寄る。 「学校の帰りに書店に━」 「途中でいくつかの港に━」 「どこへも━・らずにまっすぐ帰る」 「ついでの折にまたお━・りください」 しわが一か所に集まり生じる。しわができる。 「笑うと目じりにしわが━」 〔やや古風な言い方で〕年をとる。特に、高齢・老齢になる。 「━年波には勝てない」 考えがそこに至る。思い及ぶ。 「思いも━・らない出来事」 かな書きも多い。 相撲で、四つに組んだ体勢で前に進み出る。 「もろ差しになって一気に━」 体をもたせかける。もたれかかる。よりかかる。 「欄干に━・って川をのぞく」 「木に━・って憩う」 倚る」が好まれ、「凭る」とも書くが、今は「寄」でまかなう。 寄れる 関連語 大分類‖近付く‖ちかづく 中分類‖接近‖せっきん 大分類‖集まる‖あつまる 中分類‖会合‖かいごう

明鏡国語辞典 ページ 6365