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わ・く【湧く(涌く)】🔗🔉

わ・く【湧く(涌く)】 自五 水などの液体が地中から出てくる。湧出ゆうしゅつする。 「清水がこんこんと━」 「当地は温泉が━」 「海底から石油が━」 「名水の━泉」 「地底から天然ガスが━」など、気体にも転用する。また、「敵の人数は、━ように出てきて司馬遼太郎」のように、比喩ひゆ的に多数のものが続々と勢いよく出てくる意にも使う。 体から涙・汗などが出てくる。 「自然に涙が━・いてくる」 「手に脂汗あぶらあせが━」 「傷口からは間断なく新しい血が━ので三浦哲郎 虫など(特に、害虫)が発生する。 「頭にしらみが━」 「干物にうじが━」 「どこからともなく降って━・いたように現れる」 ある感情や考えが生じる。 「興味[希望]が━」 「励まされて勇気が━」 「アイデアが━」 「実感が━・かない」 ある物事が盛んに起こる。また、ある現象が生じる。 「もくもくと雲[煙]が━」 「会場に拍手が━」 「そこにもここにも談話が━」 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖出る‖でる

わく【惑】🔗🔉

わく【惑】 (造)まどう。まよう。まよわす。 「━わくでき」 「疑━・困━・魅━・迷━・誘━」

明鏡国語辞典 ページ 6602