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おとし‐こ・む【落とし込む】🔗🔉

おとし‐こ・む【落とし込む】 他五 落として、中に入れる。落とし入れる。 「握り飯を胃に━」 人を好ましくない状態に追いやる。陥れる。 「罠わなに━」 出された意見を文書などに取り入れる。 「部下の意見を企画書に━」 抽象的な概念を具体的な形にして表す。 「方針を行動に━」 落とし込み 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖入る‖はいる 大分類‖良くない行い‖よくないおこない 中分類‖だます‖だます

おとし‐ざし【落とし差し】🔗🔉

おとし‐ざし【落とし差し】 刀を鐺こじりを下に向けたまま腰に差すこと。

おとし‐だね【落とし胤】🔗🔉

おとし‐だね【落とし胤】 身分の高い男性が正妻以外の女性に生ませた子。落胤らくいん。落とし子。

お‐としだま【御年玉】🔗🔉

お‐としだま【御年玉】 新年を祝って子供や目下の者に与える金品。 ◇「としだま」は年の賜物たまものの意。

おとし‐どころ【落とし所】🔗🔉

おとし‐どころ【落とし所】 難問や難題を収束に向かわせるための、現実主義的な解決点。 「━を探る」 「年金問題の━が見えない」

おとし‐ばなし【落とし話(落とし噺)】🔗🔉

おとし‐ばなし【落とし話(落とし噺)】 気のきいた洒落しゃれや地口じぐちで終わりを結ぶ滑稽こっけいな小話。 ◇江戸時代に話芸として発展し、明治以降は一般に「落語」と呼ばれるようになった。

おとし‐ぶた【落とし蓋】🔗🔉

おとし‐ぶた【落とし蓋】 煮物をするとき、なべの中に入れて材料の上に直接のせるふた。 ◇漬物桶おけの材料に直接のせるふたについてもいう。 箱の内側の側面に縦の溝をつけ、そこにはめ込んで上下に開閉するようにしたふた。

おとし‐ぶみ【落とし文】🔗🔉

おとし‐ぶみ【落とし文】 〔古〕公言をはばかる政治批判や風刺などを書きつづり、人目につきやすい所に落としておく文書。落書らくしょ コウチュウ目オトシブミ科の昆虫の総称。体長は一センチメートルほどだが、色は多彩で光沢がある。クヌギ・ナラなどの葉を巻いて巣を作り、卵を産む。 ◇巻物の手紙に似た巣をときに地上に切り落とすのでこの名がある。

明鏡国語辞典 ページ 884