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しかた‐な・い【仕方ない(仕方無い)】🔗🔉

しかた‐な・い【仕方ない(仕方無い)】 それ以外に取るべき方法がない。 「あの場面では笑うよりほか━でしょ?」 「ここまで来たら、もう打ち明けるより━」 必然的に受け入れざるを得ない状況であるさま。やむを得ない。致し方ない。 「━よ、二人とも用事があるということだから」 「会長の命令では━」 「━・く引き返す」 対応のしようがないほどひどいさま。救いようがない。 「怠けてばかりいて━やつだ」 《「ても[でも]━」「たって[だって]━」などの形で》…しても手遅れだ。…ても無意味だ。…ても始まらない。かいがない。詮せんない。 「今さら後悔しても━」 「待っていても━から、私たちだけで行こう」 「くよくよ考えたところで━」 補形《「…て[で]━」の形で》感情・感覚などの程度が大きくて、自分では制御する方法をもたない意を表す。…てならない。…てたまらない。 「うれしくて━」 「不思議で━」 「のどが渇いて━」 ◆「仕方」の「し」は動詞「する」の連用形からきたもので、「仕」は当て字。 もともと「仕方」と「無い」の二語で、現在でも「仕方ない」など助詞の挿入も可能。「仕方はない」はには言わない。「仕方のない」はには言わない。また、「しようがない」はほぼ同じ意味用法で用いられる。 丁寧形は「仕方(が)ありません」「仕方(が)ございません」。丁重な言い方は「致し方ありません」「致し方ございません」。→「ない」のコラム

しかたなし‐に【仕方なしに(仕方無しに)】🔗🔉

しかたなし‐に【仕方なしに(仕方無しに)】 どうしようもなく。やむをえず。しかたなく。 「━中止する」

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