複数辞典一括検索+

か・く【く】🔗🔉

か・く【く】 他五 指先や先のとがった物で、物の表面をこする。 「かゆいところをぼりぼり━」 「孫の手で背中を━」 「犬が前足で地面を━」 「しきりに照れて頭を━」 く」に似た動作をして、払いのけたり寄せ集めたりする。 「くま手で落ち葉を━」 「火鉢の灰を━・き集める」 くしの歯などで髪をとかす。くしけずる。 「太郎は髪を右の五本の指で━・いて整えた曽野綾子 刃物を手前に引いて切り取る。また、ひっかけるようにして切る。 「寝首を━」 「腹を━・き切る」 刃物などで細かく削り取る。また、こそぎ落とす。 「氷[かつお節]を━」 「さびを━・き削る」 こするようにしてこねまぜる。 「からしを━」 「卵黄と油を━・き混ぜる」 水中を進むために、手足や艪などで水を押し分ける。 「アヒルが足で水を━」 「人波を━・き分けて進む」 すきなどで田を耕す。 「田を━」 〔慣用句的に〕その現象や表情・心理状態などが、それと分かるような形をとって表に現れる意を表す。 「汗[寝汗・冷や汗]を━」 「いびきを━」 「べそ[ほえ面づら]を━」 「恥を━」 「欲を━(=あらわにする)」 〜ヲに結果をとる。 足を組んでその形を作る。 「胡座あぐらを━」 ◇構え作る意の「掛く(=掛ける)」から出た語。のち「く」と混同されるようになった。 ◆ 特には、積極的にかな書きにされる。 」は簡易慣用字体。 かける

明鏡国語辞典掻くで始まるの検索結果 1-1