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【九】🔗🔉

【九】 2画 乙部 [一年] 区点=2269 16進=3665 シフトJIS=8BE3 《常用音訓》キュウ/ク/ここの/ここの…つ 《音読み》 キュウ(キウ)/ク〈ji〉 《訓読み》 ここのつ/ここの/ここのたび 《名付け》 かず・ここ・ただ・ちか・ちかし・つね・なが・ひこ・ひさ・ひさし 《意味》 {数}ここのつ。〈同義語〉→玖{数}ここの。順番の九番め。「九月九日」 {副}ここのたび。九回。九度。 {形}数が多い。また、奥深いさま。「為山九仞=山ヲ為ルコト九仞ナリ」〔→書経{動}ひと所に引きしぼり集める。▽平声に読む。糾キュウに当てた用法。「九合諸侯=諸侯ヲ九合ス」〔→論語〕 〔国〕ここのつ。午前十二時、または午後十二時。▽江戸時代のことば。 《解字》 象形。手を曲げて引き締める姿を描いたもので、つかえて曲がる意を示す。転じて、一から九までの基数のうち、最後の引き締めにあたる九の数、また指折り数えて、両手で指を全部引き締めようとするときに出てくる九の数を示す。究(奥深くゆきづまって曲がる最後の所)の音符となる。また、糾合キュウゴウの糾、鳩合キュウゴウの鳩と通じる。▽証文や契約書では、改竄カイザンや誤解をさけるために、玖と書くことがある。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 108 での単語。