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【奏】🔗🔉

【奏】 9画 大部 [六年] 区点=3353 16進=4155 シフトJIS=9174 《常用音訓》ソウ/かな…でる 《音読み》 ソウ/ス〈zu〉 《訓読み》 すすめる(すすむ)/もうす(まうす)/かなでる(かなづ) 《名付け》 かな 《意味》 {動}すすめる(ススム)。品物の種類や形をそろえて、神や君主の前に差し出す。「奏進」 {動}すすめる(ススム)。方向を定めて前進させる。 ソウス{動}もうす(マウス)。事がらの首尾をまとめて、君主にもうしあげる。「奏議」「還奏太上皇=還リテ太上皇ニ奏ス」〔陳鴻〕 ソウス{動}かなでる(カナヅ)。音や声をそろえてかなでる。「合奏」「凝碧池頭奏管絃=碧ヲ凝ラス池頭管絃ヲ奏ス」〔→王維ソウス{動}そろってまとまる。事がらが進行して結果がまとまる。「奏功=功ヲ奏ス」「奏効=効ヲ奏ス」 《解字》 会意。奏の字の中央は枝葉のついた玉串タマグシか、あるいは四肢シシのそろった動物のからだで、それに両手をそえて、物の形をそろえて両手で神前に差し出すさまを示す。物をそろえまとめる意味を含む。 《単語家族》 湊ソウ(水が集まる。港)輳ソウ(車が集まる)束(たばねてまとめる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1090 での単語。