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【始】🔗⭐🔉
【始】
8画 女部 [三年]
区点=2747 16進=3B4F シフトJIS=8E6E
《常用音訓》シ/はじ…まる/はじ…める
《音読み》 シ
〈sh
〉
《訓読み》 はじまる/はじめる(はじむ)/はじめ/はじめて
《名付け》 とも・はじめ・はる・もと
《意味》
{動}はじまる。はじめる(ハジム)。〈対語〉→終。〈類義語〉→初。「開始」「千里之行、始於足下=千里ノ行モ、足下ヨリ始マル」〔→老子〕
{名}はじめ。物事のおこり。当初。〈対語〉→終・→末。「始為布衣時、貧無行=始メ布衣タリシ時、貧ニシテ行無シ」〔→史記〕
{副}はじめて。その時になってはじめて。やっと。「始可与言詩已矣=始メテトモニ詩ヲ言フベキノミ」〔→論語〕
「未始イマダハジメヨリ……ズ」とは、最初からこうであったためしはない、はじめからそうではない、の意。「未始以為憂也=イマダ始メヨリモッテ憂ヒト為サズ」〔→韓愈〕
《解字》
会意兼形声。厶印はすきの形。台は以と同系で、人間がすきを手に持ち、口でものをいい、行為をおこす意を含む。始は「女+音符台イ・タイ」で、女性としての行為のおこり、つまりはじめて胎児をはらむこと。胎と最も近い。転じて、広く物事のはじめの意に用いる。
《類義》
初は、はじめて衣料を裁断すること。創も、素材に切れ目を入れることから、はじめてつくり出すの意となった。元は、人間の頭で、先端にあるのではじめの意となる。原は、水源のことで、「みなもと」から、はじめの意となる。
《異字同訓》
はじまる/はじめ/はじめて/はじめる。 →初
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要人名









漢字源 ページ 1121 での【始】単語。