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【宿】🔗🔉

【宿】 11画 宀部 [三年] 区点=2941 16進=3D49 シフトJIS=8F68 《常用音訓》シュク/やど/やど…す/やど…る 《音読み》 シュク/スク〈s〉〈xi・xi〉 《訓読み》 やどす/やどる/やど/しゅく 《名付け》 いえ・おる・すく・すみ・やど 《意味》 シュクス{動}やどる。泊まる。からだを縮めて、かりねする。▽一夜の泊まりを宿、二夜の泊まりを信、三夜以上の泊まりを次という。「宿泊」「子路宿於石門=子路、石門ニ宿ル」〔→論語シュクス{動}やどる。ねぐらで休む。「宿枝=枝ニ宿ル」「宿鳥」 シュクス{動・形}一夜とどめて置く。一夜の。「宿雨」「不宿肉=肉ヲ宿セズ」〔→論語シュクス{動}ある気持ち・考えなどを久しくとどめ置く。とどまって離れない。その職務にとどまる。「不宿怨焉=怨ミヲ宿セズ」〔→孟子{形}年を経ている。かねてからの。「宿老」 {名}やど。泊まる所。「旅宿」「宿舎」 {名}星座。▽北斗七星を軸として、天空を二十八宿にわける。 {名・形}〔仏〕前世。前世からの。「宿世」「宿縁」 〔国〕しゅく。街道すじの泊まり場。「宿場」 《解字》 会意兼形声。宿の原字は四角い物が縮んで、しわのよったさま。また、囗印であらわされるふとんに、二人の人が縮んで寝るさまと考えてもよい。宿は、それに人と宀(やね)を加えたもので、狭い所に縮んで泊まる意味を含む。また、伸(のびる)や信(のびる)の反対で、進行や発散をやめてとまるの意に転じて用いる。 《単語家族》 縮(ちぢむ)蹙シュク(ちぢむ)粛(ひきしめる)と同系。 《類義》 →家 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1248 での宿単語。