複数辞典一括検索+

【廓】🔗🔉

【廓】 14画 广部  区点=1939 16進=3347 シフトJIS=8A66 《音読み》 カク(クク)〈ku〉 《訓読み》 くるわ/とりで 《意味》 {名}くるわ。城門の外に発達した商業地をさらにへいで囲んだ所。また、一画を囲んだ町。▽遊里(色町)も、その外を壁で囲むので廓という。〈同義語〉→郭。「遊廓ユウカク」 {名}とりで。城壁で囲まれた区域。〈同義語〉→郭。「城廓」 {形}がらんと中空になったさま。広い。▽外がわを囲んで中に物や家がはいるよう空間をあけることから。「廓然カクゼン」「世路廓悠悠=世路廓クシテ悠悠タリ」〔→陶潜{動}中を広げてスペースをあける。ひろまる。ひろげる。▽拡に当てた用法。「何時版図廓=イヅレノ時カ版図廓マラン」〔→黄遵憲〕 《解字》 会意兼形声。郭カクの字の左がわは、南北に城門があり、城壁で囲まれた城を描いた象形文字。郭はそれに邑印を添えたもの。廓は「广(いえ)+音符郭」で、外を囲み中に空間をあけた家、または居住区のこと。広コウ(ひろい)はその語尾がのびたことば。→郭 《単語家族》 槨カク(棺おけの外わく)拡(外わくをはって中を広げる)画カク(区切って囲む)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1468 での単語。