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【恬】🔗🔉

【恬】 9画 部  区点=5587 16進=5777 シフトJIS=9C97 《音読み》 テン(テム)/デン(デム)〈tin〉 《訓読み》 やすらか(やすらかなり)/しずか(しづかなり)/うすい(うすし) 《意味》 テンタリ{形}やすらか(ヤスラカナリ)。平然として落ち着いている。平気でいる。〈類義語〉→澹タン。「恬然テンゼン(平然)」「恬不為怪=恬トシテ怪ト為サズ」 {形・名}しずか(シヅカナリ)。うすい(ウスシ)。起伏がなく落ち着いている。しずかな心。「恬淡テンタン(欲がなく落ち着いたさま)」「風恬浪静=風恬カニ浪静カナリ」「古之治道者以恬養知=古ノ道ヲ治ムル者ハ恬ヲモッテ知ヲ養ヘリ」〔→荘子〕 《解字》 会意兼形声。舌は、出入するした(=舌ゼツ)ではなくて、面の平らなした。恬は「心+音符舌テン(ぺったり)」で、ぺったりと落ち着いた心で、外のものに心を動かされない、静かに落ち着いた気持ちのこと。 《単語家族》 澹タン・セン(静かな水)憺タン・セン(落ち着いた心)淡泊の淡などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1686 での単語。