複数辞典一括検索+

【拳】🔗🔉

【拳】 10画 手部 [人名漢字] 区点=2393 16進=377D シフトJIS=8C9D 《音読み》 ケン/ゲン〈qun〉 《訓読み》 こぶし 《名付け》 かたし・つとむ 《意味》 {名}こぶし。まるく握ったこぶし。「拳曲ケンキョク(こぶしのようにまるく曲がる)」「徒手空拳トシュクウケン(武器を持たず素手であること)」 {名}こぶしを振るう武術。「拳法ケンポウ」 「拳拳ケンケン」とは、からだをまるくかがめて慎むさま。「得一善、則拳拳服膺而弗失之矣=一善ヲ得レバ、スナハチ拳拳服膺シテコレヲ失ハズ」〔→中庸〕 〔国〕酒席などで、二人以上が、手や指で種々の形をつくって勝負を争う遊び。▽じゃんけんは、その一種。 《解字》 会意兼形声。上部は卷の上部と同じで、「両手+釆(ちらばる)」からなり、手をまるめて散った物を握り集めることを示す。拳はそれを音符とし、手を加えた字で、手をまるく握りしめること。 《単語家族》 卷ケン(=巻。まるくまく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1774 での単語。