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【才】🔗🔉

【才】 3画 部 [二年] 区点=2645 16進=3A4D シフトJIS=8DCB 《常用音訓》サイ 《音読み》 サイ/ザイ〈ci〉 《訓読み》 わずかに(わづかに)/はじめて 《名付け》 かた・たえ・とし・もち 《意味》 {名}持ちまえの能力。事をなしとげる力。〈類義語〉→能。「英才」「天才」「出世之才=世ニ出ヅルノ才」「雄才大略ユウサイタイリャク」「君才十倍曹丕=君ガ才、曹丕ニ十倍ス」〔→蜀志サイナリ{形}さえざえとした。すぐれた持ちまえをそなえた。「才子」「才不才、亦各言其子也=才モ不才モ、マタオノオノソノ子ヲ言フナリ」〔→論語{名}持ちまえの素質。▽材に通じる。「素才」 {副}わずかに(ワヅカニ)。はじめて。やっと。ようやく。そればかり。〈同義語〉→纔サイ。「補綴才過膝=補綴シテ才カニ膝ヲ過ゴス」〔→杜甫〕 〔国〕歳に代用して、年齢をあらわす。「三才の子」 《解字》 象形。才の原字は、川をせきとめるせきを描いた象形文字。その全形は、形を変えて災などの上部に含まれる。そのせきだけを示したのが才の字である。切って止める意を含み、裁(切る)宰(切る)と同系。ただし、材(切った材木)の意味に用いることが多く、材料や素材の意から、人間の素質、持ちまえを意味することとなった。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1783 での単語。