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【攸】🔗🔉

【攸】 7画 攴部  区点=5833 16進=5A41 シフトJIS=9DBF 《音読み》 ユウ(イウ)/ユ〈yu〉 《訓読み》 ところ 《意味》 {助}ところ。動詞の前について、その所、そのものなどをさし示すことをあらわす古代のことば。〈類義語〉→所。「攸関=関スルトコロ」「彝倫攸叙=彝倫ノ叙スルトコロ」〔→書経{形}のびやかなさま。また、はるかなさま。▽悠ユウに当てた用法。「攸然而逝=攸然トシテ逝ケリ」〔→孟子{形}細く長く伸びるさま。また、固定せずにゆらゆら揺れるさま。〈類義語〉→揺。「攸乎ユウコ」 《解字》 会意。攸は「人+:(水のたれるさま)+攴(動詞の記号)」からなるもので、長く細く水をたらすさま。洗滌センデキの滌の原字。また、遊(たゆとう)や揺(固定せずにゆれる)などの意味にも当てて用いる。また、その音を借りて、古代の指さすことば(それ、そのもの)にも当てる。 《単語家族》 條(=条。細長い)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1940 での単語。