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【暴】🔗🔉

【暴】 15画 日部 [五年] 区点=4329 16進=4B3D シフトJIS=965C 《常用音訓》バク/ボウ/あば…く/あば…れる 《音読み》 ボウ/ホウ〈bo〉/バク/ボク/ホク〈p〉 《訓読み》 あばく/あばれる/あらい(あらし)/にわか(にはかなり)/にわかに(にはかに)/さらす/あらわす(あらはす) 《意味》 ボウナリ{形}あらい(アラシ)。軽はずみで手あらい。「暴君」「性行暴如雷=性行暴キコト雷ノゴトシ」〔古楽府〕 {名}あらあらしさ。手あらいやり方。「以暴易暴兮=暴ヲモッテ暴ニ易フ」〔→史記{名}あばれ者。「凶歳子弟多暴=凶歳ニハ子弟ニ暴多シ」〔→孟子{形・副}にわか(ニハカナリ)。にわかに(ニハカニ)。だしぬけに。急に手あらく。「暴発」「暴風」 {動}だしぬけに打ちかかる。手あらくぶちこわす。「自暴自棄」「暴虎ボウコ(虎トラに素手でたちむかう)」 {動}さらす。むき出して日にさらす。〈同義語〉→曝バク。「骨暴沙礫=骨ヲ沙礫ニ暴ス」〔→李華{動}あらわす(アラハス)。むき出しにして見せる。〈類義語〉→曝バク。「暴露」「暴之於民而民受之=コレヲ民ニ暴シテ民モコレヲ受ケタリ」〔→孟子〕 《解字》 会意。もと「日+動物の体骨+両手」で、動物のからだを手で天日にさらすさま。のち、その中の部分が「出+米」のように誤って伝えられた。表(外に出す)と同系で、曝バク(むき出してさらす)の原字。のち、豹ヒョウ(あらく身軽なひょう)爆バク(火の粉があらくはじける)瀑バク(しぶきがあらあらしく散る)などの系列の語と通じて、手あらい意に用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 2099 での単語。